『精神保健福祉の連携・合同研修会』のフライヤーです。
島根県の東部中央に位置する雲南市を中心に
1市2町を合わせて「雲南圏域」と呼ぶそうです。
神々の集まる「出雲大社」で有名な出雲市の南側、
広島県との県境地域でもあります。
「出雲の国」の南、だから雲南。
そうなん?うんなん。
映画『わさお』などでも有名な映画監督、
錦織良成(にしこおり よしなり)氏による
映画『うん、何?』の舞台にもなりました。
- ここで生まれ、ここに生きる。
そんなテーマだったように記憶しています。
< Tittle Theme >
#6 Remember Me...
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< Summary >
今回のこの研修会。
一市二町の雲南圏域で初めてとなる、
精神保健福祉の複数事業所さんでの研修会。
同じ土地、同じ志もつ福祉の仲間、
初めての協働での取り組み…
をキーワードにトンチしました。
浮かんだのが、写真にあるような
こどものころ、誰もが
やったことあるであろう
「チューリップの球根の植え付け」
いやいや、ドット ケイコさん…
精神保健福祉の研修会を
こどもの遊びだと勘違いされたら困る。
そんな声が聞こえてきそうですね。
ときどき読み返す一冊の本があります。
出会いは大学の図書館でした。
『人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』
ロバート・フルガム著(河合書房)
「人間、どう生きるか、どのようにふるまい、どんな気持で日々を送ればいいか、本当に知っていなくてはならないことを、わたしは全部残らず幼稚園で教わった。
人生の知恵は大学院という山のてっぺんにあるのではなく、日曜学校の砂場に埋まっていたのである・・・(中略)
・何でもみんなで分け合うこと。
・ずるをしないこと。
・人をぶたないこと。
・使ったものは必ずもとの所に戻すこと。
・ちらかしたら自分で後片づけをすること。
・人のものに手を出さないこと。
・誰かを傷つけたら、ごめんなさいと言うこと。
・食事の前には手を洗うこと。
・トイレに行ったらちゃんと水を流すこと。
・つり合いの取れた生活をすること
・毎日少し勉強し、少し考え、少し絵を描き、歌い、踊り、遊び、そして少し働くこと。
・毎日必ず昼寝をすること。
・車に気をつけ、手をつないで、離れ離れにならないようにすること。
・不思議だな、と思う気持ちを大切にすること… 」
この質感、伝わるでしょうか。
ユーモアあふれるやさしい言葉遣いで、
はっ、とさせられる真理、信条を説いたエッセイ集です。
でもきっと、このこと、
『ふくし』にもつながると、私は思うのです。
障害があろうが、なかろうが、
支援者だろうが、市民であろうが、
人に接すること、すべてに。
<提供先>
・雲南圏域障がい支援事業所連絡会さま
・社会福祉法人 雲南広域福祉会さま
web http://unnanfukushikai.or.jp/
「幸運なんです。雲南です。」 |
< others >
今回のフライヤーは、思い出すこと、
協働すること、はじまること、
そんないくつもの喜びを込め、
こどもたちの球根の植え付け風景を
フィルムネガ風にレイアウトしてます。
日付やタイトルなども、フィルム映画の始まるときの
「10、9、8、7、…START!」を真似て表記しました。
そして背面は、咲き誇るチューリップ。
伝えるということは、
チラシ1枚であろうとも
単なるデータではありません。
私が大切にしたいのは「物語」です。
summary |
写真は福井県にある医療法人内の
託児保育園さんからご提供頂きました。
同じ福祉分野の研修会ということで、快く。
ありがとうございました。
thanks to…医療法人 穂仁会(のぞみ保育園)さま
web http://www.otaki-hp.or.jp/
*しかしながら、このフライヤーには、まだ物語が続きます…
詳しくは次回。
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