ページ

2014/03/28

works#25 デザインムービー

ここ最近、アップさせて頂いている岡山県発達障害当事者会「わ」の会さんのロゴやフライヤーデザイン。


この度、貴会の紹介を含むデザインムービーを作成しました。


前半は昨年、ロゴの制作を請け負ったときに、会の皆さんの前でプレゼンしたものを再編集し、アニメーション化しています。


そして後半は、貴会の紹介を兼ねて、地元 山陽新聞さんで3ヶ月に渡り連載された記事を元に作成しました。


彼らの放つ澄んだ言葉、いや言霊。


水に投げた小石のように心に円を描き、やわらかく響きます。


「言葉は放った瞬間から相手のものになる」


本当そんな気がしてなりませんね。


是非一度、ご覧下さい。







そして、この動画を見て下さった方のご感想から、貴会のオープン会にて視聴会を開いて頂けることとなりました。


第二回目となるオープン会(2014.3.23)には、60名を超える発達障害当事者さん、ご家族、支援者さん、支援機関さんが一同に介し、会場に溢れんばかりの人の「わ」が散見していました。


「デザインで福祉と福祉を、人と人をつなぐことができたら、私を育ててくれた福祉に恩返しができたら…」


そんな想いでコソコソと始めたこのデザインプロジェクト、今回の視聴会は生で観て頂けるライブのようであり、反応を間近に感じられる貴重な時間となりました。


あらためまして「わ」の会さんには心よりお礼申し上げます。


本当にありがとうございました。


これからも貴会の分け隔てない「わ」がこの地域に広がっていくことを応援しています。


またムービー作成にあたり、ご理解、ご協力頂きました山陽新聞社さんにも心よりお礼申し上げます。


3ヶ月に渡る連載、担当記者のNさん、読者の心に届く、素敵な記事をありがとうございました。



岡山県発達障害当事者会「わ」の会さま
http://aspdd.blog.fc2.com

山陽新聞社さま
http://www.sanyo.oni.co.jp




.keiko Sociálabo ©
organized by dot keiko.



2014/03/15

works#24 わとわを、かさねわうように、わたしたちは

前回も書かせて頂きました岡山県発達障害当事者会「わ」の会さん。


これまでクローズドで行われてきた貴会ですが、今春よりオープン会を開催する運びとなりました。


そして、記念すべき第一回目は2014.2.19。


会員以外の方を合わせて30人前後の方が集会し、椅子を寄せ合い、語り合い、新たな「わ」が生まれたそうです。


オープン会を開催するに当たり、幾度もミーティングを重ねたと伺っています。


地域の当事者の方々の「声なき声」を拾い上げ、その「わ」を広げていこうとされるご姿勢。


これは一つのソーシャルワーク、ソーシャルアクションではないか、そんな気がしてなりません。


ちなみに、第二回目は3.23(日)に開催予定。


定員を遥かに上回る50名の方の申し込みを頂いているとか。


そして当事者さんに限らず、支援者さん、ご家族、どなたでも参加して頂けるそうです。


まさに地域の「わ」ですね。


山陽新聞さんでの彼らの連載特集も相まって、貴会への期待は大きなものとなっている証です。



前置きが長くなりましたが、今回はそんな「わ」の会さんのオープン会も含めた新しいフライヤーを作成させて頂きました。


< New Flier >

Tittle「わとわを、かさねわうように、わたしたちは」

sheet 1



sheet 2



sheet 3

今回、留意した点はスタンダードに末長く使って頂けるものにすることです。


まず「障害」「生きづらさ」「福祉」とかを前面に出したフライヤーにするのではなく、マチナカにポンっとあっても違和感ないような。


そして「この『わ』に入ってみたいな」「自分も連絡してみようかな」と誰かの背中を押して差し上げれるようなデザインに。


また「わ」の会さんの特徴を文言で羅列しなくとも、やわらかく伝わるよう、ユニークも交えて。


そんな幾つかの想いを込めてデザインさせて頂いてます。


貴会を通じ、地域の「わ」が広がっていくことを切に願っております。


ご依頼ありがとうございました。



<提供先>

岡山県発達障害当事者会「わ」の会さま
http://aspdd.blog.fc2.com



.keiko Sociálabo
organized by dot keiko

2014/02/22

山陽新聞へのご掲載、お礼申し上げます。

昨年より繋がりを持たせて頂いています岡山県発達障害当事者会「わの会」さん。

#18でも取り上げましたが、貴会へロゴマーク、フライヤーデザインを昨年末にご提供させて頂きました。


フライヤー


実は今年に入ってから貴会の様子が地元、山陽新聞さんで連載記事となり、3ヶ月のシリーズで始まっております。

貴会が生起するまでの流れから、メンバーさん個々のライフストーリー、また地域の福祉、医療などのネットワークなどなど、半年に渡って記者の方が貴会と触れ合い、取材されたものです。

その中で、ご提供したロゴマーク画像と、実際に貴会へお邪魔してデザインのプレゼンをさせて頂いた様子を記事と写真でご掲載頂きました。

このような機会を頂きまして、わの会さん、山陽新聞さんには心からお礼申し上げます。

ありがとうございました。

(本来ならその記事のスクラップをアップするところなのでしょうが、表にでるのは恥ずかしい人間ですので、お礼の文面に代えさせて頂きます、すみません)



他、昨年度末、わの会さんを通じ、大阪のNPO 発達障害をもつ大人の会(DDAC)さんが全国各地で取り組まれている『発達障害ピアサポートグループ支援事業』(独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業)にて【地域の現状とネットワーク作り】と題した講義とワークショップをさせて頂く機会も頂戴しました。


【地域の現状とネットワーク作り】
スライドの1コマ


当日は①ネットワークの作り方〜繋がる種を育てる、②ワールドカフェで繋がるを体験、③地域の団体やネットワークの紹介と3部形式でお話させて頂きました。

至らない内容であったかと思いますが、新たな繋がりも生まれ、大変ありがたい時間となりました。

遅くなりましたが、重ねてお礼申し上げます。

ありがとうございました。

これからも多様な視座・視点で「開かれた福祉」に寄与できるように、頑張りたいと思います。


<本文関連サイト>

岡山県発達障害当事者会 わの会さま
http://aspdd.blog.fc2.com

NPO 発達障害をもつ大人の会(DDAC)さま
http://www.adhd-west.net

ピアサポJAPAN
http://piasapo-japan.com



.keiko Sociálabo ©
organized by dot keiko.

2014/02/16

works#23「言葉と音の新呼吸」はじめました。

これまで作品などはこのWebに。

日々の瞬間をTwitterに。 

記録として残して来ました。

ですが、何か物足りなさ、 

地に着かない感覚を感じて来ました。 


そのサイクルを呼吸に例えると…

Webほどの深い呼吸ではなく。

Twitterほど浅いそれでもなく。 

リラックスした呼吸をしたい。


ほどよく言葉を「代謝」できる場所。

そんな感覚ではじめてみようと思います。

さらり さらりと、

どうぞよろしくお願いします。



「言葉と音の新呼吸」
http://dotkeiko.tumblr.com






















.keiko SociáLabo ©
organized by dot keiko.

2013/12/10

works#18 かさねわう

今回は岡山の発達障がい

ピアサポートグループさんの

ロゴマーク

ロゴタイプ

フライヤー(チラシ)の

ご依頼を受け作成しました。


岡山県発達障がい当事者会

「わの会」さんです。

地域の発達障がい当事者さんらが

集まり、定期的に話し合いや

サロン、イベント企画等を

ここ3年ほど取り組まれてます。

恐らく、この地域での

発達障がいに特化した

ピアサポートグループさんは

貴会だけです。

昨今の発達障がいムーブメントからも、

今後、益々貴会へのニーズは

高まるのではないでしょうか。

わの会 HP
http://aspdd.blog.fc2.com/


< works >

Tittle
works#18 かさねわう

logo mark - white ver.

logo mark - black ver.

logo mark & type - white ver.


logo mark & type - black ver.


flier design

< design summary >

わの会というシンプルな名前。

印象深い「わ」という言葉を

発達障がいのピアサポートグループ

に掛け合わせ、

どれだけデザインに落とし込めるか。

かつ、物語を紡げるかをトンチしました。


そこで、まず「わ」という文字を作成。




どことなく「わ」であり、

かつ、

羽ばたく鳥のようにあしらいました。

そしてそれを重ね合わせると…




わの会 wa no kai

の頭文字「W」に。

人の輪を重ねていけるように、

ここから飛躍していけるように、


願いと物語を込めました。

まさしく、

かさね わう です。


次いでロゴタイプは、

岡山らしさを表現するために

「の」を【桃】に。

「会」は人が云うと書くことから、

人が話し合う様をになぞらえ、

音符【∮】にしつらえました。

会に大切な調和をイメージ。




そしてフライヤー/チラシです。

同じコンセプトで

「わ」に着眼して作りました。

左側には、輪になって会する写真。

left side


右側には、「わ」の意味を

辞書っぽく作り、レイアウトしました。

①繋がる人の「輪」

②はずむ会「話」


③みんなの調「和」

④羽を広げ、休め、飛び立つ「羽」

パーツにはすべて最初に作った

「わ」を利用してます。


right side


そして、できあがり。




「わの会」さんの

ピアサポートグループとしての

役割と意義、願いをデザインで表現してます。

今後、益々のご活躍をお祈り申し上げます。

ご依頼、ありがとうございました。


(プレゼン用サマリー)

今回も物語を書き、サマリーをお届けしました。

summary 1

summary 2

summary 3

summary 4

summary 5


<提供先>

岡山県発達障がい当事者会
わの会さま
http://aspdd.blog.fc2.com/



<other story >

今回フライヤーに利用した写真。

実はコレ「わの会」さんのものではありません。

これは「わの会」さんもご交流のある

熊本県発達障がい当事者会

Little Bit さんから

ご提供頂きました。

きっかけは、夏にLittle Bitさんの

研修チラシをお受けしたこと。

その際、貴会のHPにあったものが

目に焼きついており、ご依頼した次第です。

ステキなお写真、ありがとうございました。

こうしてデザインの面からでも

人と人を

お繋ぎできたこと、

大変ありがたく思っております。

大切にしているデザインで

福祉を開くこと、

繋ぐこと、

少しずつ生まれてきてます。

至りませんが、これからも、

どうぞよろしくお願いします。



.keiko SociáLabo ©
organized by dot keiko

2013/11/27

works #17 鼓動、連動、感動 瀬戸際世界芸術祭!

去る国民の文化たる日の11/3日。

岡山県は岡山市のマチナカ、

街のド真ん中にある廃校、

旧内山下小学校跡地で開催された

【瀬戸際世界芸術祭】へ

瀬戸際ならぬ【際】(きわ)から

関わらせて頂きました。




【瀬戸際世界芸術祭】

詳しくは…
NPO ENNOVA OKAYAMA
http://ennova.jp/?p=870

をご覧下さい。


そして、

本企画の実行委員長は

我らが城主!森山幸治さん。

森山さんは、

イベンター、オーガナイザーであり、

選曲家、商人、

カフェ&ライブ・オーナー

そして、

障がいのある息子さんを育てられており、

福祉にも関心の高い、パパさんでもあります。

また近年は市議としてもマチヅクリ、

福祉、教育、芸術…と幅広く、

古今東西、奔走し、活躍されてます。



モリヤマコウジ氏 HPより
よっ!城主!

以前、このブログでも

works#4
Welcom to Recovery Cafe

http://dot-keiko-socialabo.blogspot.jp/2013/03/works-4-welcome-to-recovery-cafe.html

の記事後半で書かせて頂いた、

思ひ出深い「カフェ」の

オーナーさんです。

近年は親しくさせて頂いてますが、

お店ができた当初から

かれこれ10年、

眺めさせて頂いた方でもあります。

今、こうして、繋がりに、ご縁に、

感謝。


少し脱線しますが、

岡山という土地は、

関西、九州、山陰、四国と東西南北に

十字にクロスする場所です。

多様な文化が交流・交差する一方で、

「地」の文化が根付きにくいと

作家 五木寛之さんも

いつかの講演で言われていました。


また、お隣り広島県尾道市ご出身の

大林宣彦監督は、

文明とは新しいものを生み出すことに重きを置くが、

文化とは、いま、
ここにあるものを大切にすること。


3.11を経て、私たちは「文化」というものを個々が、

もう一度、見直す時代にさしかかっている、と。

心眼を感じる言葉ですね。


では、福祉に置き換えたとき、

福祉における『文化』とは…

一体何だろうか?

そもそも、昨今の福祉に

文化など存在してるだろうか?

 “いま、ここに

想いはあれこれと交錯します。


そこで、文化たる日に開催した

【瀬戸際世界芸術祭】

そして森山幸治さんに、

感謝の意を込め一筆、

寄稿させて頂きました。


< Writting Designd >

works #17
tittle
「感動は、連動する鼓動の中からこそ生まれる」


寄 稿

以下、全文 -



I have a Dream
マーティン・ルーサー・キング・Jr

“ I have a Dream ”(ー 私には夢がある)1963年8月28日、リンカーン記念館の階段上で人種平等と差別の終焉、そして自由を訴える演説をした、マーティン・ルーサー・キング・Jr氏の言葉だ。

氏は演説中、この言葉を何度も繰り返した。黒人を含む凡(あら)ゆる人種差別を否定するのではなく、“ I have a Dream ”(- 私には夢がある)と。

氏の演説を聞こうと全米中から集まった20万人を超える人々。彼らの中に芽生えたもの、それは何か諦め、冷えた心、その氷山の下に隠れた生への魂に揺らぎを覚えたからだろう。

言葉とは放った瞬間から相手のものとなる - “ I have a Dream ” その主語は氏を示すものではなく、いつしか(聴衆)自分の “ I ” にすり替わっていたのだ。

“ I have a Dream ”(ー 私には夢がある)この言葉を、演説を、その時の臨場をまさかこの時代に体現できるとは思ってもみなかった - そう【瀬戸際世界芸術祭】での知的障がい当事者による圧巻のステージである。

会場を一挙手一投足、固唾を飲むかのような空気に一変させた「くらっぷ」の演劇。

打ち付ける雨のように鼓動押し寄せ、どこか郷愁の音色を奏でる「otto&orabu」の演奏。

会場に集まった障がい当事者から福祉、教育、学生、子ども、商人、職人、公人、作家、起業家、創作家…数え切れない多種多様な人々が、彼らのステージングに解き放たれた。

立ち上がり踊り出す人、旋律と鼓動を口ずさむ人、鳴り止まない拍手に喝采、感化され走り回る子どもたち、そっと静かに頬を拭う人 ー

不揃いのまま、素(そ)のまま、この臨場を体現する様は、まさしく時代を超えたマーティン・ルーサー・キング・Jrの演場のようであり、彼らのパフォーマンスは 

“ I have a Dream ”(私には夢がる)

と繰り返し表現しているように聞こえてならなかった。

そして、ここは【瀬戸際】と呼ばれるマチナカの廃校体育館ではなく、今から50年前、20万人の人々が押し寄せたと言われるリンカーン記念館に立っているようだった。

決して整えしつらうことだけが最高のパフォーマンスではないことを教えてくれら彼らのステージ。

日常のマチナカではクロスし揃うことなど、そうはない来場した多様な人々。

そして、この企画を運営し連動し、多くの人々を包み込んでいった多種多様な実行委員、他スタッフ、関係者。

そのすべてから「感動とはひとところにあらず、連動する鼓動からこそ生まれるもの」と教えられた気がしている。

【瀬戸際世界芸術祭】次回はいつだろう。次回会期の「瀬戸内国際芸術祭」に合わせ数年後だろうか。

その日まで、私も夢を持ち、素のまま、走り続けていたい。
                                                                                           
dot keiko
from  .keiko SociáLabo ©


< Photo Archives >


劇団 くらっぷさん


しょうぶ学園
otto&orabu さん


「地」の作家作品

<オリジナルグッズ 販売>
「ももたん」瀬戸際バージョン
瀬戸際 T シャツ
 瀬戸際 トートバッグ


しょうぶ学園 -しょうぶSTYLE

クロストーク 座談会


旧内山下小学校跡
 日本の文化たるこの日、
 時代を超えた「リンカーン記念館」に

あらま、こんなところにも瀬戸際な風景が…



瀬戸際のフチ子さん。

鹿児島しょうぶ学園
otto&orabu関連動画

youtube動画①



youtube動画②




文化とはメインストリームではなく、

やはり、際にこそ潜んでいるのかも知れません。

たくさんの鼓動、連動、感動を

ありがとうございました。


.keiko SociáLabo ©
orgnized by  dot keiko

2013/11/10

works #16 なないろのむこう

今回は発達障害の当事者会さん

からのご依頼で、

ロゴとマークを作成致しました。

島根県の主に東部でご活動を

始められている

「スモステの会」さんです。

ちなみに…

スモールステップの略だそうです。

こちらの代表の方と近年、

知り合いとなり、

親しくさせて頂いてることから

当事者会を立ち上げ、進める

にあたって、ロゴマークを是非に!

とご依頼を受けました。

ありがとうございます。


<logo & mark design >

tittle 「なないろのむこう」

mark design
logo design


 logo&mark design

 logo&mark&date design


 < summary >

ロゴとマークのデザイン、

互いの相関を大切にしました。

それぞれ単体でも使えるように。

また団体を象る顔となり、

末永く使って頂けるよう。

スモステさんにお送りした

プレゼン用のサマリーを

今回は、そのまま記載します。


【サマリー① 表題】


summary 1 face sheet
 ロゴマークとは集合体の意味を一見で伝え、表現する「顔」のようなものである。

無数のスパイスが溶け込んでいるが、シンプルな食である「カレー」のような、削ぎ落とされた端的さも同時に必要だ。

インパクトとわかりやすさ、同じように見えて実は「犬と猿」の関係-決して同時には成り立たない。

しかし、そこに「キジ」と言う名の洒落っ気が入ることで鬼も退治するほどのものへと一変する。

スモステの会さんを象るロゴマーク、できあがりました。

化粧を施すなり、温めて食べるなり、鬼ヶ島に行くなり、なんなりと。

どうぞ、末永く可愛がってやって下さい。


【サマリー② マーク】

summary 2 mark design

スモステの会。つまりスモールステップ、それは小さな一歩、駆け上がる未来への階段。

生き方はみな様々。際すらないスペクトラム、つまり連続体、色のグラデーション、それは雨上がりの空を彩る、七色の虹。

会。つまり人と人の集まり、それは人の織りなすドラマ、金八さんが言っていた“人と言う字は、人と人が支えあうと書く”って。

支えあう人と人が、スモステのフラッグのもと集まり、フラッグを手に、七色の階段を駆け上がるさま。

つまり、それは、スモステの頭文字、ス。


【サマリー③ ロゴ】

summary 3 logo design


人は、いつか呼吸終えるその日まで、生きることに挑戦し続ける生き物。

それを人は成長、発達とも言う。

つまり、そこに揺らぎがあるだけ、それは遠目に見たら、いや、遠目に見るから、凸凹に見える。

七色に、四季よりも多彩に、生を染め上げる。

つまり、それは、そう、美しい七色の凸凹。


【サマリー④ ロゴ&マーク】

summary 4 logo&mark


スモステの会、つまりフラッグのもと集まった、支えあう人と人が、フラッグを手に、小さな一歩を踏み出すさま。

それは七色に彩られた未来への階段、そう凸凹なとこもスモールステップで、七色に染め上げて。

いつの日か、見たい景色。

つまり、それは、そう、きっと

「なないろのむこう」


【サマリー⑤ ロゴ&マーク&データ】

summary 5 logo&mark&date

物語を込め、じっくり、コトコト、丁寧に、こしらえました。

これは.keiko(ドット ケイコ)からの

最大限のエールです。

お口に合いますように。


<提供先>

島根県発達障がい当事者会
スモステの会さま
http://blogs.yahoo.co.jp/sumosute_shimane


<others >

制作にあたっては、いつも私は頭の中で音楽が鳴っています。

そして実際に音楽を掛けながら制作します。

作品ごとのイメージを音、響きに託します。

また集中し、その音が聴こえなくなるゾーンに入るのを狙ってもいます。

なので、これまでの作品、どれもにテーマ曲が1つずつあります。

アーティストのものであったり、

自分で演奏したものであったり、

自然の音であったり、様々です。

なので、過去のものを見ると頭の中でその音楽が再生します。

つまり、まず先に音があって、

それが全てであり、種であり、

それらを補完するような形で、

視覚化するため、こうして作っている。

最近気づいた私の制作構造です。

まぁどうでもいい話ですね。

ちなみに、

今回、鳴っていた音は「世界が選ぶ100人の日本人」にも選ばれる高木正勝さんの響きでした。

特にイントロの静寂の中、リズムを打つベルの音。

駆け上がるステップ、旋律。

映像と合わせて見てしまうと、やはりこの人の世界観は、すごいですね。

狂おしいほどに、美しい。




.keiko SociáLabo © orgnized by .keiko

2013/09/26

works#15 If it makes you Happy , Recovery makes your Discovery!

今回は#10に継続して、

精神保健福祉でよく用いられる

【リカバリーの概念】

デザインで表現するための

セルフワーク第二弾です。


前回の#10では、

「見開いた書籍」に見たてた

デザインを施しました。

よくある書籍の帯などに

リカバリーの捉え方を表記し、

の装丁っぽく、意外性のある

デザインに落とし込んで行きました。

リカバリーという人の織りなす様を

物語に擬態化したつもりです。


で、今回は、、、

ガラリとアプローチを変えました。

リカバリーを含めて、

精神保健福祉をはじめ、福祉業界で

ごく当たり前に使われる専門用語。

リカバリー

ストレングス・モデル

IPS

ピアサポート

などの舶来な用語、概念を

シャレと風刺を効かせながら、

一般社会との言葉の意味のズレ

問うカタチで表現してみました。


〈 tittle theme 〉

works #15
If it makes you Happy,
Recovery makes your Discovery!!



〈 design summary 〉

まず左側。

これらの専門用語で思い浮かぶ

ごく一般的なものを画像加工し、

スクラップしてみました。

IPSといえば、
iPS細胞?

リカバリーといえば、
PCのリカバリー?

ストレングスといえば、
オーケストラのストリングス?

ピアといえば、
チケット販売のあの雑誌?


用語から想起する
勘違い画像のスクラップ

ついで、右側。

専門用語と、一般的に思い浮かぶ

言葉の意味、その勘違いぶりを

小気味良く言い揚げる感じで、

コピーで表現してみました。

ちなみに、これを言い揚げる

主人公は当事者さん

とも取れますし、

専門用語になんか疑問を持ちながらも

モヤモヤとしている

支援者さん、専門家さん

とも取れますし、

初めてそんな言葉聞いた

ごく一般の方

とも取れるようにしてます。

IPS?リカバリー?
ストレングス?ピア?

念のため、下部に小さく

これらの専門用語の解説

クレジットしています。


用語解説も忘れずに。


しかし、忘れてはならないのが、

リカバリーを表現するデザイン」

であることです。

リカバリーとは何なのか?

それをデザインで表現し、

広く伝えることが大切です。

そう考えた時、前作品も同じですが、

リカバリーとは◯◯◯なんだ!

といった押し付けなデザインではなく、

はたまた、

障害・疾患・支援、ザ!福祉でもって

デザインするでもなく、

リカバリーすることで、こうなる!?

かもね?的な、ワクワクする

未来的で、楽観的なデザインに

なるように気をつけました。

ゆえに、今回も、

Recovery makes your Discovery!!

と表題して、

リカバリーからディスカバリーが生まれる、

新しい自分を発見する旅が始まるんだ、

それがリカバリーの醍醐味…

というメッセージを込めてます。

If it makes you Happy,
Recovery makes your Discovery! 

< others >

専門用語や舶来の概念を

真に受けるでも、

否定するのでもなく、

あくまでも、本当のエビデンスは、

己の中にある五感が知っている。

本当はそれを掘り起こすだけ。

だからそこ、

言葉という意識に

飲み込まれることなく、

普段、自分が使う、自分を創り出す

言葉の語感、五感を

研ぎ澄ませていたいですね。 

大発見に繋がると、いいですね。

ロゴマークを刷新しましたー!
福祉の面白さをデザインで
倍返しだ!いや、大発見だっ!!

ベタでしたね。
失礼しました。

・・・・・・・・・・・・・

これからも、陰ながら、

みなさんのディスカバリーを

期待しています、

どうも、ありがとうございました。


.keiko SociáLabo ©
orgnized by  .keiko