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2013/03/27

Works #5 ふくしの音がこだまする

我が美しき故郷、水の都、城下町、

島根県は松江市。

多くを語らず、慎ましく、この街を

じっと見ている、宍道湖(しんじこ)。

その湖畔に、主に知的に障害のある方を支援する

「NPO法人 こだま」さんがあります。

- 障害のある方が街の中で生活すること。
- ご本人も、ご家族もただ当たり前に。
- ほんの少しでも、楽しい生活を。

そんな柔らかな眼差しで福祉サービスを提供され、今年で10年。

10周年の記念のチラシ、ロゴ、マークをデザインさせて頂きました。


< Tittle Theme >

#5 ふくしの音が こだまする

10ys Aniversary Fly

< Summary >

朝な夕なに、光と雲の織りなす模様が美しい宍道湖。

その湖畔に佇むNPOこだまさん。

こだまさんの福祉の音が、

水面に映るこの街の空へ、

響き渡る、こだますることを

先ずイメージしました。

コピーも淡々と白字で左に寄せ、

中央には、

ふつうの
くらしに
しあわせが
こだまする

と音符の形に文字を擬態させました。

また水面には、うっすらと反転させた

音符文字の影を。

下部の白抜きには、名称、ロゴ、マーク。

文字を「データ」として扱うのではなく、

「特定非営利活動法人こだま」(左)は

実際の宍道湖の夕陽から色を抽出。

コピー、ロゴ、マーク(中央・右)は

宍道湖の夏の八雲たつ空から色を抽出し、

「データの物語化」を施しました。



mark



logo + mark



宍道湖の夕陽から文字色を抽出


マークに関しては、

こだま =
こ + たま + 〝
こ + 〇 + 〝 

でも、こだまは目に見えない、

音の響きであることから、

〝 を音符に変えて表現してみました。


こだまさんの福祉が、この街の空へ響き渡ること、願っています。

どこまでも、だれにでも、こだましますように。

10周年、おめでとうございます。


summary


<提供先>

NPO法人 こだま(多機能型福祉事業所)
web  http://www.npo-kodama.com/


こだま名産「アニマル木工ポット」と私のウサギ
(正しい製品の詳細・受注は、こだまHPにて)

使い方を間違い、すみません、こだまさん。


この素敵な宍道湖の写真を
ご提供下さった
素晴らしきカメラマン
放浪者さま、
ありがとうございました。
ご縁に感謝。
thanks to…放浪者さま


目指すは福祉のディスカバリーデザイン

福祉よ、閉じるように、開け

もっと、もっと、トジルヨウニヒラケ…


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