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2013/11/10

works #16 なないろのむこう

今回は発達障害の当事者会さん

からのご依頼で、

ロゴとマークを作成致しました。

島根県の主に東部でご活動を

始められている

「スモステの会」さんです。

ちなみに…

スモールステップの略だそうです。

こちらの代表の方と近年、

知り合いとなり、

親しくさせて頂いてることから

当事者会を立ち上げ、進める

にあたって、ロゴマークを是非に!

とご依頼を受けました。

ありがとうございます。


<logo & mark design >

tittle 「なないろのむこう」

mark design
logo design


 logo&mark design

 logo&mark&date design


 < summary >

ロゴとマークのデザイン、

互いの相関を大切にしました。

それぞれ単体でも使えるように。

また団体を象る顔となり、

末永く使って頂けるよう。

スモステさんにお送りした

プレゼン用のサマリーを

今回は、そのまま記載します。


【サマリー① 表題】


summary 1 face sheet
 ロゴマークとは集合体の意味を一見で伝え、表現する「顔」のようなものである。

無数のスパイスが溶け込んでいるが、シンプルな食である「カレー」のような、削ぎ落とされた端的さも同時に必要だ。

インパクトとわかりやすさ、同じように見えて実は「犬と猿」の関係-決して同時には成り立たない。

しかし、そこに「キジ」と言う名の洒落っ気が入ることで鬼も退治するほどのものへと一変する。

スモステの会さんを象るロゴマーク、できあがりました。

化粧を施すなり、温めて食べるなり、鬼ヶ島に行くなり、なんなりと。

どうぞ、末永く可愛がってやって下さい。


【サマリー② マーク】

summary 2 mark design

スモステの会。つまりスモールステップ、それは小さな一歩、駆け上がる未来への階段。

生き方はみな様々。際すらないスペクトラム、つまり連続体、色のグラデーション、それは雨上がりの空を彩る、七色の虹。

会。つまり人と人の集まり、それは人の織りなすドラマ、金八さんが言っていた“人と言う字は、人と人が支えあうと書く”って。

支えあう人と人が、スモステのフラッグのもと集まり、フラッグを手に、七色の階段を駆け上がるさま。

つまり、それは、スモステの頭文字、ス。


【サマリー③ ロゴ】

summary 3 logo design


人は、いつか呼吸終えるその日まで、生きることに挑戦し続ける生き物。

それを人は成長、発達とも言う。

つまり、そこに揺らぎがあるだけ、それは遠目に見たら、いや、遠目に見るから、凸凹に見える。

七色に、四季よりも多彩に、生を染め上げる。

つまり、それは、そう、美しい七色の凸凹。


【サマリー④ ロゴ&マーク】

summary 4 logo&mark


スモステの会、つまりフラッグのもと集まった、支えあう人と人が、フラッグを手に、小さな一歩を踏み出すさま。

それは七色に彩られた未来への階段、そう凸凹なとこもスモールステップで、七色に染め上げて。

いつの日か、見たい景色。

つまり、それは、そう、きっと

「なないろのむこう」


【サマリー⑤ ロゴ&マーク&データ】

summary 5 logo&mark&date

物語を込め、じっくり、コトコト、丁寧に、こしらえました。

これは.keiko(ドット ケイコ)からの

最大限のエールです。

お口に合いますように。


<提供先>

島根県発達障がい当事者会
スモステの会さま
http://blogs.yahoo.co.jp/sumosute_shimane


<others >

制作にあたっては、いつも私は頭の中で音楽が鳴っています。

そして実際に音楽を掛けながら制作します。

作品ごとのイメージを音、響きに託します。

また集中し、その音が聴こえなくなるゾーンに入るのを狙ってもいます。

なので、これまでの作品、どれもにテーマ曲が1つずつあります。

アーティストのものであったり、

自分で演奏したものであったり、

自然の音であったり、様々です。

なので、過去のものを見ると頭の中でその音楽が再生します。

つまり、まず先に音があって、

それが全てであり、種であり、

それらを補完するような形で、

視覚化するため、こうして作っている。

最近気づいた私の制作構造です。

まぁどうでもいい話ですね。

ちなみに、

今回、鳴っていた音は「世界が選ぶ100人の日本人」にも選ばれる高木正勝さんの響きでした。

特にイントロの静寂の中、リズムを打つベルの音。

駆け上がるステップ、旋律。

映像と合わせて見てしまうと、やはりこの人の世界観は、すごいですね。

狂おしいほどに、美しい。




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