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2013/04/05

Works #8 未来のタマゴへ、届けたい、想いがある

Works #4 "Welcome to Recovery Cafe"
http://dot-keiko-socialabo.blogspot.jp/2013/03/works-4-welcome-to-recovery-cafe.html

にて、ご紹介した東京都を中心に、

そして、体験当事者さんを中心に、

精神保健福祉において活動される

「リカバリーキャラバン隊」さん。
web  http://recoverycaravan.blogspot.jp/

そんなキャラバン隊さんの新しい研修企画のフライヤーを承りました。


今回の企画、なんと大学や学校など

精神保健福祉現場で支援職を目指す

学生さん向けの企画です。

リカバリー、エンパワメント、ストレングスモデル、IPS…などなど

キャラバン隊さんが学校に出向いて研修して下さいます。


< Tittle Theme >

works #8 未来のタマゴへ、届けたい想いがある


 
 
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< Summary >

現在、精神保健福祉を学ぶ学生さん。

彼、彼女等に精神障害に対する

負のイメージ、バイアスではなく、

病気とうまく付き合いながら、

充実した人生を送っている人たちがいることを知る、

「リカバリー支援」を学ぶのが、この企画です。


学生さんをタマゴとイメージし、

リカバリー支援への確かな眼差しを

産み、育て、温め、孵化させる

のがこの企画。

そして、

飛び立つ鳥たちは、リカバリーの仲間…

そんな質感、物語を込めてデザインしています。


表紙はシンプルにタマゴの写真とタイトル。

そして、企画書から感じたキャラバン隊さんの想いを、

右にコピーライトさせて頂きました。



そして、このフライヤーは

表紙中央から開き見るカタチ、

タマゴが真ん中から「割れる」ようにデザイン。

中を開き見ると、

タマゴが割れていく様(さま)をレイアウト。

そこへデータを載せ、物語化を図っています。



最下には学校を巣立ち、飛び立つ鳥をイラストし、

問合せ先やキャラバン隊さんをクレジットしました。


背面にはタマゴの殻が割れ残ったカケラを。

大切にしたい余韻、余白、さわり、糊代…

デザインさせて頂きました。



色味は、全体的にホワイトバランスを強調。

タマゴから孵化した雛鳥が見るであろう

うっすらとした、ひかり、まばゆい、景色。

未だ見ぬ福祉現場への学生さんの持つイメージ、

言葉で表せない、たゆたう感覚。

学生さんに大切にしてほしい

「決め付けない」ということ

色味でパッケージングしてます。






まさに、閉じながら開くフライヤー、

いや、なんだか、パンフレットができあがりました。


summary


<提供先>

リカバリーキャラバン隊さま
web  http://recoverycaravan.blogspot.jp/


Yes,We are the Recovery Caravan!

ご関心のある学校関係者さま、学生さん、是非お問い合わせ下さいね!


なんだか今回はキレイにまとめすぎた感が…

って、なわけで最後、撮影に利用したタマゴを使って…


『リカバリーを召し上がれ』(仮題)

リカバリマス!

リカバリさまでした。

デザインの地産地消やぁ~(彦摩呂風)

キャラバン隊さん、失礼しました。


目指すは福祉のディスカバリーデザイン

福祉よ、閉じるように、開け

もっと、もっと、トジルヨウニヒラケ…

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2 件のコメント:

  1. 久世さん4/06/2013

    学生さんを、卵に見立て、仕立てられたデザイン、思いつき(トンチ)がすごい。

    それと、これからの福祉を、先頭切ってつくっていく学生さんたちへ向けた、キャラバン隊さんの企画の意図、願いがしっかりこもっているものですね。
    それは、福祉への愛に通じる。

    どうしてもね。人間、先入観も偏見も持ってしまうところもある。
    でも、それはすべてじゃなくて、固定してしまっては、いけないんだと私は思います。

    特に福祉に携わる現場でやる人にほど、障がいとかまぁ、特性とか知るのは必要、でも。でもを知っといてほしいなと思います。
    一人の人間であること。障がいを持つ前にひとりの人間であること。傾向はあっても、一人として同じ人はいないこと。知った上で、さらにして一度。そして、その方と一緒に発見していく姿勢が大事だなーと。

    人間、色んな人がいますから。
    自分の願いを書いたようになってしまいましたが、すみません。

    たまごさんたち、色んな人達とであって、一側面しか見ないような支援者にならないようにしてほしいなーと思いました。
    ちょっと、感想ずれてしまいましたが。

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  2. コメント、ありがとうございます。

    そうですね、おっしゃるように、支援職となり、学び、経験し、『専』ら、となるほどに、見失うものがあるやも知れません。

    気づいたときには、もうそのメガネが外せない。外したらめまいがする、みたいな。

    新しい人には教わることも多いでしょうね、逆に。

    どちらがよい、よくない、でもなく。
    お互いに呼吸できる存在であればよいかと思っております。

    コメント、ありがとうございました。
    閉じながら開く福祉を、続けて行きたいですね。

    返信削除

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